肥満の人が痩せても多汗症は治らない?ダイエットの意外な効果とは?

太っている人には汗かきの人が多いので、「痩せると多汗症は治る」という勘違いをされている方も多いように感じます。

でも残念ながら、多汗症は肥満が原因ではないので、痩せても治りません!

ワキガを始めとする「臭い」を治したいなら痩せると効果的ですが、汗の「量」と体重はほとんど無関係なんです。

とはいえ、「ダイエット」は多汗症改善に効果的な場合もあります。その理由とは…

痩せて治るのは臭いだけ

汗をかくと排出される余分なミネラルやタンパク質などが汗の臭いの原因です。

こういった老廃物そのものに悪臭はありませんが、細菌のエサになってしまいます。体温と水分により細菌が繁殖して老廃物を分解するとき、悪臭がするようになります。

痩せると細胞の代謝が上がりますので、老廃物が体にたまりにくくなります。こうなると、汗に含まれるタンパク質などの量も減りますので、細菌が繁殖しにくくなります。

結果として、肥満症の人が痩せると、汗の臭いがあまりしなくなります。

多汗症の原因は自律神経のバランス

一方、汗の量が異常に多い「多汗症」の原因は自律神経の乱れです。交感神経が過敏に働いてしまっていることで、体温が上がっているわけでもないのに大量の汗が出てしまうという症状が起きています。

肥満症と自律神経には直接的な関係がありませんので、痩せたからといって多汗症が治るとは言えません。

とはいえ、ダイエットに効果的といわれている「有酸素運動」をするのは、多汗症の改善にもある程度効果が期待できます。

有酸素運動は多汗症を改善方向に!

自然な呼吸で酸素を取り入れながら、負荷の軽い運動を長時間続けるのが有酸素運動です。例えば、ウォーキングや、軽いジョギング、軽い水泳などです。

有酸素運動は、体のエネルギー代謝を改善させると同時に、ストレスを軽減したり、自律神経を整えたりするはたらきがあると言われています。

あなたも、運動後にさわやかなリラックスした状態になった経験がおありだと思いますが、それは、交感神経と副交換神経のバランスが整っているからです。

これだけで多汗症を完治するのは難しいと思いますが、役に立つのは間違いありません。

正しい知識を持って取組めば、多汗症は改善可能です!前向きに取り組んでいきましょう。


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